2010/10/28

今月の藤子F不二雄大全集(第2期第3回配本)

今月の刊行は2冊。

『ドラえもん(10)』
今回は、1970年度生まれ(小学校入学1977年4月)が読んだドラえもん。1977年4月~1982年3月まで6年分、72話。今回もずっしり重い1冊。単行本未収録エピソードは2話程度。

1977年には、「コロコロコミック」が創刊されている。1979年4月に(2回目の)TVアニメ化。この巻の後半3年は、映画原作「大長編」の執筆と時期が重なっている。

そういう意味で、ここ何冊かは、まさにドラえもん人気の爆発と、その絶頂期に執筆された作品群が収録されている、といえる。このあたりの時期は、私がリアルタイムに読んでいた時期と概ね重なってきていることもあるのだが、絵的・形式的・内容的に「ドラえもんといえば、こういう感じ」という完成形であるように思う。

『オバケのQ太郎(7)』
こちらは小学2年生掲載集。1965年1月~1967年2月。26話中12話が単行本初収録。第1話はオバQが卵から生まれるところから始まっているが、これもまた別バージョン。

神成さんの初登場エピソードがある。最初は、隣に越してきた気難しいおじさん、という登場。次に出てくるときには、すでにドロンパが一緒に暮らしている。ドロンパは相変わらずツンデレで萌え死にそうなほど可愛い。

まだ読みかけなので、あとでコメントを追記するかな。

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