2010/10/13

ホワイトアウト(2009)

☆★ (@WOWOW録画)

織田裕二じゃなくて。ダークキャッスル製作のサスペンス。

ダークキャッスルといえば、ここ何年かはジョエル・シルバーの低予算企画向け製作会社に堕して(?)いるとはいえ、元来ロバート・ゼメキスとジョエル・シルバーが共同で立ち上げたB級ホラー専門レーベルであるんだからして、南極基地を舞台になぞの死体が転がる映画だときけば、どんな「物体X」か?と期待するのが人情というもの。

だけど、化け物はなんにも出てこないのだ。がっかりだよ。

実態は、単にダイヤの原石をせしめようとしたじいさんのせいで、南極に死体は転がるし、ヒロインは指を失う大迷惑という話であった。(そうなのか?)

違うものを期待してガッカリされても困るというかもしれない。

が。

いや、やっぱりそういう期待を裏切っちゃいかんだろ。

タイトルどおりの「ホワイトアウト」状態を映像にして見せてはくれるが、それって、何にも見えない状態だよね。劇場で見てりゃ、ちぃっとは寒そうだったかもしれん。内容が寒いだけに。

監督は『60セカンズ』『ソードフィッシュ』のドミニク・セナ。まあ、そもそも何かを期待できる名前じゃないけどさ。ケイト・ベッキンセールのサービスショットはあるが、それが目的なら『アンダーワールド2』をお勧め。

ああ、トム・スケリット。。。昔は好きな役者だったんだが。

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