2010/12/16

BDP-S370 リモコン不具合

http://www.sony.jp/bd-player/support/information/20101209.html

・・・だということで。ソフトウェア・アップデートはネットワーク経由でいつもどおり問題なく終了。

保証書に記載の製造番号を確認したら、見事にリモコン不具合の対象になっていたのでタイミングをみて連絡をしようとは思っているが、マルチアングルとか、使わないし(笑)

2010/12/15

エディ・マーフィの劇的一週間 (2009)

Imagine That (☆☆☆)@WOWOW 録画

WOWOWで放送された国内劇場未公開映画を録画で鑑賞。

1982年の『48時間』で鮮烈な映画デビューをしてからすでに30年近いエディ・マーフィだが、そのキャリアには幾度もの浮き沈みがあるわけだが、ここ数年の低調ぶりはちょっと目に余るものがある。『ドリーム・ガールズ』でアカデミー賞ノミネートされながら受賞できないとわかると憮然とした表情で会場をあとにして業界内で不評を買ったのがケチの付き始めではないか。この間の離婚や子供の認知をめぐるスキャンダルで、鉱脈を見つけつつあった「良き父親」キャラクターが傷ついたのも痛いところだ。

で、本作。これも「父親キャラクター」によるファミリー・コメディ路線の一本である。まあ、仕事一筋で父親失格の男があることをきっかけに娘との距離を縮め、父親としての責任に目覚めるといったよくある話なのだが、久々にちょっと面白い。

エディが演じるのは機関投資家や富裕層を相手にした投資顧問会社のやり手マネージャーだ。創設者が会社を売って引退しようとしているらしいときき後釜を狙うべく奮闘するが、先住民気取りのプレゼンテーションで顧客の心をつかむライバルに遅れをとりがちで焦っている。そんな大事なタイミングで、別れた妻との約束で娘の面倒をみなくてはならないようになる。両親離婚のショックからか、安心毛布を手放さず想像上の友達(imaginary friends)と会話をする娘に手を焼くエディは、仕事に使うドキュメントをめちゃめちゃにされて激怒。ところが、落書きやイタズラに見えたそれは、娘が想像上の友達から聞きだした投資アドバイスで、その的中度合に上司も顧客も度肝を抜かれることになる。

そんなわけでエディは、最初は半信半疑で娘と一緒に毛布を被り、娘が遊ぶ想像上の世界でご神託を聞こうとするようになる。このあたりから、先入観なしに映画を見ていると、この話がどのように展開していくのか、ちょっと想像ができなくなってくる。果たして、毛布をかぶって回転するとそこにはファンタジー世界が広がっているのか?・・・いや、実のところ、映画のミソは、主人公であるエディにも、観客にも、娘が言う想像上の世界や友達が見えるわけではないことだったりする。

自身の出世のために娘を利用していたエディが、どこで父親としての責任を自覚したのか、どんな心境の変化があったのか、肝心なところが丁寧に描かれているとはいえないが、毛布一枚に子供じみた大騒ぎになった挙句、ハっと我に返る瞬間があったのだろうと想像する。

共演する「先住民気取り」のトーマス・ヘイデン・チャーチの怪演、伝説の投資家マーティン・シーンの貫禄がいいね。

2010/12/02

AppleTV (2台め)

AppleTV。1台めが気に入ったので、このあいだ、2台めを買った。家中のTVにつけたくなる、と前に書いたような気がするのだが、かなり本気だ。でも、ベッドルームとリビングにつけたらとりあえず満足なんだけどさ。

1台めはベッドルームの小さなTVにHDMIでつないで、寝る前に母艦に入っている音楽ライブラリを聴くのをメインに使っている。しかし、小さな液晶TVのスピーカーで音楽を聞いていても音が良くない。本当は同じ部屋にある小型ステレオにAppleTVから光ケーブルで音声を出力したいところだが、CDレシーバーの裏側をよくよく見てみると、光OUT端子はあってもInput側の端子がなかったのだ。これは誤算。部屋内の配置に合わせて買った長めの光角ケーブルが無駄になってしまった。

2台目のAppleTVは、満を持してリビングに設置。

最初、どういう接続にするかはいろいろ悩んだ。HDMIでテレビに直接接続すると気軽に使いやすくなるが、AVアンプにつないだほうが曲がりなりにも5.1chのスピーカーから音を出せるわけで、AppleTVのコンセプトのひとつでもある家の中で一番いいスピーカーにつないで楽しもう、というのに適っているし、もともとそれがやりたいことである。

しかし、悩んだのは帰りの電車の中だけだった。

うちに帰って久しぶりにTVまわりの裏側をのぞいて改めて気がついたのだが、実は、リビングにあるTVもAVアンプも、HDMI端子が全部埋まっていて、新たな機器をつなぐ場所なんか残っちゃいなかったのである!

おかしいなぁ、ひとつくらい空いていると思っていたんだけど。実際のところ、TV周辺にすでに5台のHDMI機器が転がっていて、2台+アンプの映像出力がTVにある3つのHDMIを占拠、もう2台がアンプのHDMI入力を占拠していたのだ。もう1台はHDMI出力を諦めてD端子接続になってるし。

そこにHDMIでしか繋げないAppleTVが仲間入り。さてどうするか。

TVに接続している2台のHDMI機器は、映像だけ直接出力する目的のPS3とBDプレイヤーであった。このうち、PS3のほうをコンポーネント出力でAVアンプ経由の接続に変更し、空いた端子にAppleTVをつないだ。そこで、余っていた光ケーブル登場。HDMI接続に加え、AppleTVとAVアンプを接続。さあ、どうだ。

これで気軽に使いたい時にはTV&AppleTVで、ちゃんと音を出したい時にはAVアンプ経由で鳴らせる。割と理想的じゃなかろうか。光音声出力端子を残しておいてくれたApple、偉い。

でもPS3がコンポーネント出力になっちゃったけどな。

機器のポテンシャルから考えたらAppleTVなんぞよりPS3が断然上なのだが、AppleTVにはHDMIしか選択肢がない以上、仕方があるまい。まあいいや。あんまりゲームしないし。BD見るなら専用プレイヤーで見ればいいし。

しかし、iTunesライブラリに入っているCDジャケット画像、でかい画面で見ると汚いやつが気になって仕方がないなぁ。ベッドルームの小さいTVで見ているときでも気になっていたんだが、もともとの画像サイズが小くて解像度の悪いやつが貼ってあると、かなり目立つ。暇なときにボチボチ画像ファイルを入れ替えていくか。