気がつくとBDのパッケージ・ソフトが増え、WOWOW録画を焼いたのも増え、居間でしかBDを見られない環境に限界を感じたので、寝室の小さな液晶TVにもBDプレイヤーをつなぐことにした。選んだのはSONYが今月出したエントリー機BDP-S370である。
まず、この機械、薄い。軽い。小さい。まあ、再生専用機だというのはあるんだけど、BDもここまで「軽薄」になったかと思うと感慨がある。いよいよコモディティ化へ第1歩という感じ。
でもって、起動が早い。かなり早い。このくらいのスピードで立ち上がるなら、ある種の「儀式」として恭しく準備してBDを見るというより、もっとカジュアルに気の向くままに見られる。そのくらい、心理的なインパクトが違う。
使ってみたかった、iPhoneアプリの 「BD Remote」も試した。これは、同じLANにつながっているiPhone がリモコンになるというもの。説明どおりに登録し使ってみた。面白い、ていうか、わりと便利。もう少しでリモコンの完全代替ができる。たとえば、電源入切までできたらもっと便利。ついでにTVの音量上げ下げも。。。そいつはちょっとハードル高いか。しばらく使っていたら、突然、iPhone がBDPを認識しなくなった。うーん、理由不明。またやり直してみよう。
海外モデルでは搭載されているはずのDNLAに未対応のようである。NASが見えないし、PS3から見えるようにしたMacのiTunes ライブラリも見えない。BDレコーダーとかも見えない。これはちょっと残念。ファームウェア・アップデートなんかで対応してもらえたら嬉しいけど、期待できないのだろうか?
画質とか、音質とか、不明。っていうか、20インチそこそこの液晶画面、TVスピーカーで使うんだし。
いや、せっかくの大画面だからBDで、とかいうんじゃなくて、「コンテンツとしてHD、メディアとしてBD」が家庭内標準になったから、大きな画面でも小さな画面でも、リビングでもベッドルームでも家中どこでもBDが使えるようにしたいというニーズを満たすのに、このくらいのサイズ、このくらいの値段(実売価格、25,000円弱)、このくらいの使い勝手のマシンってのはちょうどいいなぁ、と思う。この用途なら3Dいらんし。
満足度☆☆☆★
減点ポイントはDNLAクライアント機能の欠如と BD Remote の使い勝手。必要のない赤白黄ケーブルの添付。まあ、いい買い物だったと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿